今ひとつパッとしない天候のせいでしょうか。結構静かな日曜日です。しかし、今日も寒いですねぇ。一度は片づけかけたのですが、昨日今日と足元に置いたヒーターのスイッチを入れずにはいられません。
やっぱりナンダカンダでとても良い時計だと思っています。特にデイトジャストとか、そういったスタンダードなモデルで、1960~1970年代にかけての1500番台のムーヴメントを搭載したものなんかは状態さえ良ければ、相当バッチリ活躍してくれますし、極端な使い方などせずにちゃんと整備していれば、ほとんどトラブル知らずですし、当然精度だって期待出来ます。
玉数も多く、比較的入手しやすかったデイトジャストあたりもこの1年くらいでずいぶん相場が上昇しています。そんな中、意外と不人気気味といった印象なのがこの「オイスター・パーペチュアル・デイト」で、その中でもこれはベゼルのデザインが特徴的な"Ref.1501"というモデルです。昨今、時計のサイズ感を気にする方が多く、特にちょっと小ぶりなモノは敬遠される傾向が強いようですし、しかもこの辺りのモデルもツルツルベゼルの方が一般的にはウケが良かったりするみたいです。
でも、ワタクシ的にはよく「エンジンターンドベゼル」なんて呼ばれるこのベゼルのデザインにむしろグッときてしまいます。古くはバイセロイなんていうモデルやバブルバックなんかでも似たようなスタイルが採用されていて、そんなロレックスの伝統すら感じられる一番のポイントだったりするのですが、どうもあまりそこは注目されていないようです。
結構好きなモデルなので、たまに良品に出会うと仕入れたりしているワケですが、どうも世間の評価とのズレがちょっとあるような気がします。このサイズが「小さい」と感じるなら、もっと古い直径30ミリくらいのケースの腕時計はどれも「小さ過ぎる」って話になりますよねぇ。リベットブレスの状態もイイ感じですし、なんと1960年代当時のペーパーつき。普通に使えるイカすヴィンテージ・ロレックスっていうイメージでしょうか。
Horol International
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