6/10/2011

Met Mr. Simmons

昨日あたりまでずっと体調が優れませんでした。このブログでもアナウンスしていたように5月27日から6月1日までお休みさせていただいて、実はその間渡米していました。久々のアメリカ滞在でしたが、ワタクシ飛行機に乗って海外へ行くとかなりの確率で風邪をひくので、今回は行きも帰りも機内ではマスク着用を徹底していました。ところが、その甲斐もなく日本に戻るといきなり絶不調になり、結局見事に風邪をひいてしまいました。毎日ぐったりしていましたが、どうにか調子良くなってきました。

今回アメリカへ行った目的はもちろん商品の仕入れです。魅力ある年代物の時計を探しに出かけていたわけですが、ますます良品、美品を手に入れることが困難になってきていることを思い知らされる旅になりました。昔は良かったなんて話をするつもりはありませんが、それでもやっぱり以前の方がイイ感じの時計に出会える確率は確実に高かったと思いますし、一方で我々の設けたハードルが高くなってきていることも少なからず関係しています。いずれにしても今回入手した時計もこれから整備等を行い、少しずつ店頭に並べていきますので、あまり期待せずにご期待下さい。。。

ところで、今回の米国への旅で一番の思い出になったかも知れないのはLAXでKISSのベーシスト、Gene Simmonsに遭遇したことでしょうか。成田からロサンゼルスの空港に到着し、次の飛行機へ乗り換えるために歩いていたら、見覚えのある男性が目指すゲートの手前にあるエスカレーターの前にいて何人かの人たちとしゃべっていました。すぐにあのジーン・シモンズだと気付きました。背が高いというのは知っていましたが、ブーツなんて履いていないのにホントにデカイのなんの!あの悪魔のメイクをして、派手な衣装を着ていなくても分かる圧倒的な存在感です。実はワタクシ、それほど大ファンではありませんが、その昔ガラスの十代の頃に組んでいたバンドではキッスの曲をいくつかコピーしたりしていましたし、1997年に初期のメンバーが全員揃って復活し、来日した時の東京ドームのライヴも観に行ったりしたくらいなので、そりゃもう一気にテンションが上がってしまいました。

そんなジーン・シモンズに偶然にも出会えたのですから、"Hello Mr.Simmons, I used to play Rock & Roll All Night when I was teen!!"なんて具合に挨拶のひとつでもしたい気分にもなったのですが、誰かと話をしているし、次の便に乗るためにさっさと行かなきゃならないしってなわけで結局そのままエスカレーターに乗ってスルーしてしまいました。ちょっと心残りでしたが、「超メジャーなセレブリティにいきなり出会えるとはさすがLA!」なんて思い、ひとりでコーフンしてしまいました。でもまぁ、声をかけなかった、いや声をかけられなかった一番の理由はあのルックスでしょうかねぇ。さすがにこの写真そのまんまの風貌で正直ちょっと怖かった。あぁ、やっぱり思い切って声をかけて記念写真の一枚でもお願いしてみれば良かったかなァなんてことを考える今日この頃です。

そんなジーン・シモンズがベーシストを務めるKISSの数ある曲の中から、一曲いかがでしょうか。あえてギンギンのキラーチューンじゃなく、さわやかなAORテイストすら感じさせるこの隠れた名曲をどうぞ。







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