つい先ほどオメガのスピードマスターが売却になりました。古いムーヴメント"Cal.321"を搭載したタイプではなく、1960年代後半に登場した"Ref.145.022"というモデルです。
そのモデルに搭載されるカム式のムーヴメント"Cal.861"は一般的に評価が低めだったりしますが、ワタクシ的には最強クロノグラフだと考えております。現在もパーツの供給だってありますし、長期間製造され続けている大ロングセラーであることを考慮すれば、どれだけの完成度なのかは言わずもがなです。
年代物の機械式クロノグラフらしい特徴はしっかりと残しつつ、上手に合理化を実現しているところが実にお見事です。外装のデザインも含め、やはりオメガを象徴する最強のアイコンだと言えるのではないでしょうか。 当時は手巻きから自動巻きの時代へと移行するタイミングでもあり、またオメガはスピードマスターMARKIIやシーマスター、フライトマスターを含め、他のバリエーションに力を注いでいた時代でもあったため、このノーマルのスピードマスターの製造は少なかったようです。 そんなワケでいざ探すと実は意外と見つかり難いこのモデル。なんとご購入下さったのは外国人の旅行者の方でした。しかも、おフランスの方。こんなこともあるんですねぇ~。 パリ在住のピエールさん(仮名)は奥さんのフランソワーズさん(仮名)と観光で東京に滞在中。数日前にも一度当店へご来店いただきました。イイ感じに色褪せたベゼルがなかなかイカしているGMTマスターを着け、ガイドブック片手に訪れた代官山でたまたまチョロっと寄ってみたといった雰囲気で、その時はまさか本当に買っていただくことになるとは思いもしませんでした。 海外で売られている古時計がすべて良品で、しかも安いものとは限りません。特にフランスの相場などは理解しかねるような高額のものが多いといった印象もあり、実際ピエールさんも「パリのヴィンテージウォッチは高いからねぇ」なんておっしゃっていました。 すでに海外と日本国内の評価が一致しないようなパターンも少なくありません。後々のメンテナンスのことなどもあるので、本当は日本のお客さまに買っていただきたいと考えていますが、すべて一期一会の縁あってのもの。国籍など関係なく、ナンダカンダで収まるところに収まるものです。 そんなピエールさん。店内に流れているBGMに気付かれ、ワタクシにこう訊ねてきました。 「これ、デヴィッド・ボウイの新しいアルバムじゃない?」 ちょうどここのところ、当店ではリリースされて間もない"The Next Day"のCDがヘヴィローテーション中です。そんなことにもイチ早く気づくあたり、ちょっとニクイじゃありませんか。ボウイ好きなのかどうかとか、その辺の突っ込んだ話は出来なかったのがちょっと心残りです。 とにかく、ピエールさん、是非大切にスピードマスターを可愛がってやって下さい。。。
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ただいまドハマり中のデヴィッド・ボウイのアルバム の中から一足先に発表されていたこの曲をお楽しみ下さい。10年ぶりとなる今回の作品。まさにカムバックってことになりますが、実にボウイらしい雰囲気が全編漂う、いいアルバムでした。特にこの曲にはハートを鷲掴みされています。表舞台にいっさい出なくなり、重病説などもあっただけにうれしい限りです。
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当店では4月1日限定で恒例のイベントを開催しております。店舗前に巨大生簀を設営し、「ロレックス大つかみ取り市」を毎年開催しておりましたが、今年は趣向を変えて「流しロレックス大会」を開催中です。
当店の前から通称キャッスルストリートへ下っていく階段になった坂道沿いに竹の樋をおよそ25メートルに渡って設置しました。長崎県の島原から取り寄せた素麺とともにおよそ5,000本用意した各種ロレックスが竹の上を流れていきます。当店自慢の特製つゆに浸けてお召し上がりいただきます。
あっさり味のそうめんと今が旬のロレックスのオイスターケースは大変相性が良く、デイトジャストなどの定番モデルはもちろんですが、サブマリーナやシードウェラーといったダイバーモデルも抜群の味が楽しめます。特に回転ベゼルに取り付けられたルミナスポイントの部分は多くの食通を唸らせる味わい。大変コシがあり、深みのある味が堪能出来ます。
一足先に初夏の気分が味わえる流しロレックス。今日は11時の開店前から当店の前には長蛇の列が出来上がっていましたが、なんとその行列は渋谷駅まで伸びていました。一番乗りで昨晩から列に並んでいたのは毎年当店のイベントを楽しみにして下さっている世田谷区在住の高橋さん。こんな風におっしゃっていました。
「何っ?今年はロレックスのつかみ取りじゃないの?!毎年年度初めは会社を休んで参加しているけど、そうめんにもやたら合うねぇ。しかし、うまいなぁ~、これ。シードウェラーのベゼルは歯ごたえがいいね!」・・・・・とのこと。すっかり気に入って下さったようです。
また、荒川区からお越しの歯科助手の女性、山本さん(推定年齢29歳)は「ロレックスとそうめんの組み合わせがこんなにも絶妙だとは知りませんでした~。16234のベゼルはマイルドな味なんですね!まさに目からウロコ。とってもおいしいです!」とかなり感激している様子でした。
近所に住む、この春から小学3年生になる小野寺君(8歳)も「チョーうまい!家でも食べたいから、今度おかあさんに作ってもらうヨ~!」とこれまた大喜び。この時期のロレックスは舌の肥えた大人に限らず、ちびっこ達にも大人気でした。
今回かなりの本数を準備させていただきましたが、おかげさまでもうそろそろ完売しそうな勢いです。大変ご好評いただいた「流しロレックス大会」ももうすぐおしまいでしょうか。来年も乞うご期待です!
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今年も桜が咲きました。ニュースなどによると観測史上2番目に早い開花だとか。この週末は東京都内の桜の名所はどこも大勢人が集まっていて大騒ぎみたいですねぇ。
毎年桜が咲く時期には店を開ける前にいつもより少し早く自宅を出て近場の花見スポットへ行くのですが、今年も当店のある代官山のお隣の中目黒を流れる目黒川沿いへ行ってきましたヨ。ご覧の通り、満開です。こんな風に見事な景色を暖かい日差しの中で桜を眺めると何とも言えない気分になります。毎年のことですが、やっぱりイイもんですねぇ。
のんびりブラブラ川沿いを散歩してから代官山方面へ坂を上っていきましたが、歩いていると暑くて店に到着する頃には汗だくでした。それにしても、この冬はやけに寒かったので、暖かくなってくると気分も上がりますよねぇ。
今週から来週にかけては東京の花見は見ごろのようなので、是非お出かけになってみてはいかがでしょうか。 気が向いたら、ついでに当店にもお立ち寄り下さい~。
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最近店頭である時計を買い取らせていただいたのですが、その時計に少々問題があり、久々にヒヤヒヤする羽目になってしまいました。
その時計、実はケースが開きませんでした。時計を入手する際には基本的には外観だけでなく、内部のムーヴメントもコンディションを見てある程度正確に判断すべくチェックするものなのですが、その時計は面白いくらいウンともスンともいわない状態でした。
いわゆるスクリュウバックの防水型ケース。フツーは一番簡単なハンドオープナーで開閉出来ることがほとんどなのですが、その時計は驚くほど頑固で、まるで裏蓋が開けられるのを拒んでいるかのような状態でした。この写真に写っているハンドルがついたオープナーやさらにもう少し大型のタイプなども使ってハァハァ言いながら、何度もトライしてみましたが、まったく開く気配すらしません。これまでにも経験していますが、一筋縄ではいかないパターンだとすぐ判断し、そのことを説明させてもらいました。通常ムーヴメントもチェックした上で最終的に買取金額をお知らせするところなのにそれが出来そうにないので、その分金額を低くさせていただくことを提案したところ折り合いがついたので、結局内部の状態は確認せずに譲っていただくことになりました。
このまま裏蓋がまったく開かないとか、ケースやその他の部分を破損させてしまうとか、そういったトラブル発生のリスクが正直心配です。一抹の不安もありましたが、最悪でも針やリュウズや内部のムーヴメントなど、パーツ自体は何らかの形で利用することも可能ですから、とりあえずそれで良しと考えたワケです。
こういった場合、まずケースをCRC5-56に浸してみるところから始めます。ワタクシが知っている最も効果的な方法がこのやり方なのですが、1日経ってトライしてみると最初とまったく変わらない状態で、やっぱりウンともスンとも状態でした。さらにもう1日、南蛮漬けのように浸けこんでみて翌日試してみるとやっぱりダメ。その翌日もダメ。結局、ワタクシの身体が変な筋肉痛になっただけでした。
きっと裏蓋に汗なんかも染み込んで激しく錆びているに違いありません。パッキンもガビガビになっているはず。もうこうなると奥の手を使うしかありません。最終手段、ガスバーナー登場です。炙りサーモンのにぎりを作る時にも使えますが、当店ではこういうスクランブル発進の時たまに使う、まさにリーサルウェポン。ガチガチに固まった頑固者の裏蓋をバーナーの熱で和らげるワケです。
大抵この方法で開けられるはずなのですが、その代わり激しい高熱を加えることでムーヴメントだけでなく、大事な文字盤や針にも何らかのダメージが出てしまう恐れもあり、結構なリスクを伴います。裏蓋は開いたけど、文字盤がドロドロになってしまっては元も子もありません。出来ればやらずに済ませたかったのですが、もうこうなると他の手段は選べません。イチかバチか、もはやギャンブルのようなもんです。
祈るように青い炎をケースバックに向けて熱すること数回。一気にはやらず、少しずつ熱を加えてみましたが、祈りが通じたのかなんとか文字盤への影響もなく、無事裏蓋が開いてくれました。今回はうまくいきましたが、今後もすんなり出来るとは限りません。なるべくならこんなことをせずに使っていきたいものです。聞けばこの時計、20年ほど前に入手してから一度もオーバーホールもしたことがなかったそうです。これまでに一度でも整備していれば、その時に裏蓋も開けますから、これほどの状態にはならずに済んだかも知れません。何となく調子良く動いているように見えてもこんな問題が発生することもあるのです。やっぱり、古時計には定期的なメンテナンスが欠かせませんねぇ。そんなことを再確認した今日この頃です。。。
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忘れないうちにここで告知させていただきます。今週末1月26日(土曜日)からNHKでオンエアが始まるドラマ「メイドインジャパン」 の撮影に当店が協力させていただきました。これまでも頻繁に映画やドラマの撮影用の小物として古い腕時計を貸し出してきていて、たまにこのブログでもアナウンスしていますが、久々に個人的にもとても楽しみな番組なので、ちょっとネタにさせてもらおうかと思います。
詳しくは番組のサイトをご覧いただきたいと思いますが、とにかく面白そうなんです。日本の電機メーカーの経営危機が題材になっているようですが、どこかノンフィクション的な雰囲気すら感じます。もちろんまだ放送が始まっていませんが、現在の日本の製造業が抱える問題を取り上げていているとなると間違いなく面白そうじゃないでしょうか。
NHKのドラマといえば、やはり大河ドラマや朝の連続テレビ小説が代名詞的存在ではありますが、近年はこういったタイプの社会派の経済をネタにしたドラマもなにかと人気ですよねぇ。実際「ハゲタカ」なんてドラマは映画化もされていますし、特に土曜日の夜に放送される枠は何かと注目の番組が続いていますから、それだけにおのずと期待値も上がってしまいます。
当店が今回協力させていただいたのは主人公の電機メーカーの営業部長を演じる唐沢寿明さん。劇中で古い手巻きのセイコーを着用して登場するようです。腕時計が画面に登場する機会はあまりないかも知れませんが、チラッとでも映ることを期待しつつチェックしたいと思います。そんなドラマ「メイドインジャパン」 ですが、ストーリーだけでなく、出演するキャストにも注目しています。とにかく、興味津々のこのドラマ。是非ご覧下さい!
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いやぁ〜、スゴかったですねぇ、この間の雪は。あの日はフツーにお店までやってきましたが、みるみる雪が降り積もってあっという間に東京も銀世界になってしまいました。
テレビなんかでも言われてますが、ワタクシもまさかあれほど降るとはまったく思っていませんでした。大体途中で雨になってほとんど積もらないっていういつものパターンだろうなんて思いこんでいましたけど、午後になるとこの写真のような状態になっていました。
雪の勢いは衰えるどころか、むしろどんどん激しく降り続けているような状況だったので、「こりゃウチへ帰れなくなる可能性もあるな」ってなワケで早めに閉店することを決めたのですが、あの日は意外にも2名もご来店がありました。いずれも修理品の引き取りで、そのうちのおひとりはご近所の美容師さんでしたが、もうおひとりは都内でも決して近所ではなく、そこそこ離れている場所にお住まいの方でした。聞けば、久々の雪なので、ずっと徒歩でやって来たとのこと。フツーなら「雪なのに、何で???」ですよねぇ。「何もこんな天気の日にわざわざ歩きで来なくても良かったんじゃないですか」なんて話していましたが、雪の中を歩きたかったそうで、なんだか驚いてしまいました。ちょうど祝日でみなさんお休みだったはずですが、多分ワタクシだったら絶対自宅から一歩も出なかったと思います。
そんなワケであの日は16時くらいには店を閉めて帰宅させてもらいました。電車が動いているうちに急ごうと思って早めに渋谷まで出ましたが、途中の明治通りは想像以上に車が大渋滞していました。もちろん、スタックして身動きが取れなくなって路肩に放置された車もたくさん見かけました。当店のある代官山周辺は坂も多いので、あの雪じゃノーマルタイヤの車は一発でアウトだったと思います。
自宅の最寄り駅に到着するとすでに雪の降りはだいぶ弱くなっていましたが、やはり周辺の一般道は大渋滞。積雪がすごかったのか、置き去られた車の数も渋谷駅周辺より多かったような気がします。タイヤが雪に埋まっているのに頑張ってアクセル全開でタイヤをホイルスピンさせている車は何台も目撃しました。雪をナメちゃいかんですねぇ。
それにしても何が大変だったって翌日です、翌日。予想はしていましたが、ウチの店の周辺にも大量の雪がそのまま残っているワケで、細い路地なもので日当たりもかなり悪く、当分は雪が残ってしまうことが予想されます。当店の前の道を少し進むと坂道になっていますが、そこに積もった雪が相当なもんでした。周辺には美容室などのお店もありますが、ほとんどがごくフツーの住宅だったりします。おまけに住民はご高齢の方も少なくありません。そこで、大家さんが持っているスコップをお借りして、周辺の雪かきをすることにしました。。。
ところが、これが結構大変でした。すでに雪というよりは氷になっている箇所も多かったので、かなりしんどかったです。普段まるで身体を動かしていないせいもありますが、大汗をかいてヘトヘトになりました。雪国に住んでいらっしゃる方々はこんなハードなことを日常的にやっているのかと思うとただただ感服です。
だいぶ良くなりましたが、実はまだ筋肉痛です。お恥ずかしい限りですが、どうも下半身にやたら力が入っていたようで、太ももの裏側とお尻がずっと痛い状態です。しかし、もう何日も経ちますが、店の前にはすっかり凍った雪がまだ結構残っています。日当たりが悪過ぎるので、当分はこのままかも知れません。そういえば、天気の週間予報では来週の火曜日も東京は雪マークが出ているのですが、ホントにまた降るのでしょうか?正直もうカンベンして欲しい気分です。No more snow!!!
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今さらですが、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。当店も一昨日の1月6日(日曜日)から2013年の営業をスタートしています。休業中はいつも通りダラダラしてしまいましたが、リラックスして過ごせました。おかげさまで、昨年末の体調不良も解消されました。
いつも通りテレビのお笑い番組を観まくったり、仲間との新年会をやったりしましたが、例年のお正月休みとはちょっと違う点がありまして、実は何年かぶりでスキーをやってしまいました。家族で初めてのスキー体験。レンタルスキーで滑ったのですが、ワタクシの知らない間にスキー板がずいぶん短くなっていまして、こんなものにも流行があるのかとちょっと驚いてしまいました。いずれにしても、久々の雪山でそこでしか味わえない疾走感が楽しめました。スキー場で食べたカツカレーもなかなかでした。
そんなどうでも良い話はとにかく、今年もこれまで通り当店らしくやっていければ幸いです。状態の良い古時計を集めることがどんどん困難になってきていますが、ウチの店ならではのセレクトで喜んでいただけるよう努めたいと思いますし、修理関連の業務についても出来るだけ丁寧に対応していきたいと思います。
さすがに営業を開始して3日目ですので、正月気分はすっかり抜けているつもりですが、やっぱりまだまだです。ここ数年の時間の経過のスピードを考えたら、2013年もあっという間に過ぎていきそうですが、とにかく健康第一で頑張りたいと思います。今年も当店にご期待下さい!
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そんなワケでユーミンの名曲をおひとついかがでしょうか。年末年始の厳かな静寂を感じさせるかのようなアレンジがたまりません。独特のコード感も素晴らしいですねぇ。もちろん、歌詞にもシビれます。。。
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