5/17/2014

Sir Paul McCartney

いきなりですが、明日5月18日(日曜日)は午後4時で閉店させていただきます。普段なら、日曜日のこんな時間にお店を閉めることはありませんが、明日だけは特別です。

直前になってからのお知らせで大変申し訳ありませんが、急遽国立競技場で行われるポール・マッカートニーのライヴへ行けることになったため、明日は早めに閉店させていただきます。

昨年の東京ドーム公演に行かなかったことを激しく後悔していたところに今回の再来日決定のニュース。会場は国立競技場。相当なキャパなので、余裕で行けるだろうと思っていましたが、チケットの一般発売の際に購入出来なくてほぼ諦めていました。ところが、直前になって幸運にも別の方法で急遽チケットが入手出来ました。

ちょっと前に来日したローリング・ストーンズのライヴも以前観に行ったことがあるからとか、チケット代が高いからとか、店を早く閉めなければならないから、などとしょーもない理由をつけて行きませんでしたが、正直行けば良かったと悔やんでいました。


ポール・マッカートニーがポピュラー音楽の世界で築いた功績についてはわざわざここで言うようなことじゃありませんが、言ってみればそれこそまさにレジェンド。もしくは世界の宝ではないでしょうか。コンポーザーとしての才能はジョン・レノンの比じゃありませんし、ワタクシ的にはポップな曲でのポールより、激しくシャウトしている曲での歌声が結構好きでして、音楽家として革命的だったことよりも、なにより単純にロックンローラーとして非常に素晴らしい声の持ち主で、そこが一番の魅力なんじゃないかとすら思っています。

謎のポーズでおどけるポール師匠のレアな革ジャン姿

これまで二度目の来日以降、何度か日本でコンサートをやっていますが、自分の中で「今さらジロー」・・・いや、「今さらポール」っていう気分がどこかにあり、毎回なんとなくその気になれませんでした。でも、やっぱりせっかくの機会だし、一生に一度くらいは行っておくべきなんじゃないかという思いもありましたし、さらに昨年の公演の評判がやたらと良かったせいもあり、ずっと思いっきり後悔していました。

なんといってもガラスの十代だった頃、夢中になった時期があったことは紛れもない事実ですし、生でポールの歌声を聴けるってことがめったにはないチャンスなのは間違いありませんからねぇ。今度ばかりは悔しい思いをしたくありませんでした。


通常よりもだいぶ早く閉店しなければならないことに関しては本意ではありませんが、今日ご来店下さってこのことをお話したあるお客さまには「週に二日休みがあるワケじゃないんだし、たまには全然イイんじゃない」と言っていただきました。店の運営とはまったく関係ないことなので、なんとなく後ろめたいような気分もありましたが、そんな風に言っていただいたおかげでちょっと気が楽になりました。とにかく、こんな理由で店を早仕舞いすることでご迷惑をおかけするかも知れませんが、たまのことなのでワタクシの我儘をどうかお許し下さい。

と、ここまでこのブログを書いて、なんと今日5月17日の公演がポールの体調不良で中止するとの情報が入ってきました!19日の月曜日に振り替えることになるそうですが、ちょっとマズイですねぇ。すっかりその気になってテンションが上がってきたところなのに明日もやらないとなったら、どうなるのでしょうか。ちょっと心配です。。。

いずれにしても、明日は16時で閉店させていただきます。そして、ポール師匠に会いに国立競技場へ行ってきます!






シャウトしているポールの歌声が抜群にイカしているビートルズの一曲。"Why Don't We Do It in the Road?"というフレーズがナイスです。あっという間に終わってしまうわりに結構な破壊力を持った曲ではないでしょうか。ジョン・レノンが歌いそうな曲なのですが、ポールが歌っているところが好きなんです。






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