1/16/2016

Goodbye Starman

デヴィッド・ボウイが星になってしまいました。新しいアルバムがリリースされたばかりなのに残念でなりません。長らく癌で闘病していたとのこと。とてもショックを受けました。

ちょうど前回ブログを更新する際に名曲「ジギー・スターダスト」が店内に流れていたのと新しく発売されたCDを買わなきゃなんて考えていたタイミングだったため何気なく話題にしたのですが、ブログを更新した直後にボウイのフェイスブックアカウントから投稿された以下のポストを見ました。


January 10 2016 - David Bowie died peacefully today surrounded by his family after a courageous 18 month battle with cancer. While many of you will share in this loss, we ask that you respect the family’s privacy during their time of grief.


わずか数分前に投稿されたその文章はすでに数多くシェアされていて、"died"という単語を見るや否や
急に動悸がしてきました。なにかの悪い冗談じゃないかと思ったくらいですが、それは本当のことでした。海外のミュージシャンがなくなったニュースを聞いても悲しい気分になることはこれまでそれほどなかったのに今回ばかりは違いました。なんという喪失感でしょう。ミュージシャンというよりはまさにアーティスト。そんな人だったと思います。

好きな曲はいろいろありますが、アルバムでいうとやっぱり高校生くらいの時に聴いて一番ハマった"Ziggy Stardust"でしょうか。発売当時はそれほど良い売り上げではなかったと聞きますが、必ずロックの歴史的名盤として挙げられる一枚で、実際捨て曲などいっさいない完璧なレコードではないでしょうか。


亡くなる二日前にリリースされた新譜のタイトルは「ブラックスター」。奇しくもロックのスーパースターが本当の星になってしまったワケです。ボウイ逝去のニュースが世界中を駆け巡ったその日は閉店後に渋谷のタワーレコードへ向かいました。手に入れた新作のCDを聴いてみると鬼気迫る実にダークな世界が描かれていましたが、これからじっくり時間をかけて聴きこんでみたいと思います。

日頃から店内で耳にすることの少なくないデヴィッド・ボウイの曲ですが、ウチの店では月曜日から途切れることなくずっと流れています。。。



David Bowie - Starman


 

亡くなったというよりは宇宙へ帰ったんじゃないかという気もします。あらゆるスタイルの音楽を生み出した変幻自在のロックスターはそもそも宇宙人だったのかも知れません。あらためて考えてみるとそんな気分にさせる曲のタイトルですねぇ。


David Bowie - Heroes



普段Youtubeでよく観ているワタクシ的お気に入り映像のひとつがこちら。クィーンのメンバーとフレディ・マーキュリーの追悼コンサートでの「ヒーローズ」です。かつてのバンドメンバーであるミック・ロンソンがギターを弾いているところもシビレます。ベタな名曲中の名曲ですが、いつ聴いても"We can be heroes just for one day"っていうフレーズがなんだかグッときます。