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6/01/2020

新しい営業形態

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため4月7日から緊急事態宣言が続いていましたが、先週5月25日に解除されたため、当店は5月30日土曜日から営業を再開することにしました。

緊急事態宣言前にも行ったようにこれからしばらくは完全予約制での営業を行います。新聞やニュースで報道されている通り、新規感染者数が減ったり増えたりを繰り返している状況を考えるとこのままあっさり完全に終息するとは思えませんので、「新しい生活様式」を踏まえて当面はそのような形態で営業することにしました。

元々どちらかというとヒマな店ですし、普通に考えるとこれまで以上にヒマになると思われるため、わざわざこういった方法をとることが正解なのかどうなのか、正直分かりません。しかしながら、狭い店内で密な状況を絶対に作らないようにすることを最優先させるべきではないかと考えました。


毎日朝晩2回検温して体調に気を付けておりますし、手洗いをはじめ衛生面も徹底的に注意しています。また、お客様がご来店の際には必ずマスクを着けて対応させていただきます。入店の際にはお客様にもマスクの着用をお勧め致します。ドア付近に除菌ジェルも置いてありますので、是非お使い下さい。

大変お手数をおかけしますが、ご来店のご予定を事前にお知らせいただくようお願いします。お電話やEメールで大体のお時間を教えていただければ結構です。当日でも構いませんが、なるべく前日までにご一報下さいますようお願い致します。特にご連絡等なくお越しいただいた場合でもどなたもいらっしゃらなければもちろん問題はありませんが、先にご来店の方がいらした場合や稀に外出していることもありますので、そういった場合にはお待ちいただくこともあるかも知れません。あらかじめご注意下さいますようお願い致します。

休業中も修理の作業等を行うため、いつも通りほとんど毎日出勤していました。それなりに仕事が溜まっていたものの、少しずつ作業を終えてさすがにお預かりの修理品はほとんどなくなりました。なので、今ならわりとすぐ作業に入れるため、ご返却出来るのも比較的早くなるかと思われます。そういう意味では良いタイミングかも知れません。是非定期的なメンテナンスや修理関連で何かご相談がありましたら、遠慮なくお問い合わせ下さい。当店のウェブサイト内のこちらのページからお問い合わせ下さい。

ゴールデンウィークが明けたあたりから街中や電車内で見かける人の数がジワジワ増え始めて、先週の緊急事態宣言の解除後はほぼすっかり元通りといった印象です。当店のある代官山やすぐ隣の渋谷周辺も人がたくさん集まるようになってきました。せっかく学校も始まってこれからだというのに第2波とやらが来なければ良いのですが、あっという間にまたハードな自粛状態に戻らないといけない...なんてことにはならないで欲しいものです。気を引き締めなければ。とにかく、当店は「新しい営業形態」で再開しております。引き続きどうぞ宜しくお願い致します!





とにかくゴキゲンな音が聴きたくなってこんな一曲。 6月2日はボ・ディドリーの命日だそうです。



12/29/2017

2017年の終わりに

今年の営業は本日をもって終了します。本当に本当にあっという間の一年でした。お店を初めてから25年目に突入し、気づけばずいぶんと長い年月を経てきたことをジワジワと実感しています。正直やり残したこともありますが、また新しい年を静かに迎えることが出来そうです。

明日12月30日土曜日からしばらくお休みさせていただきます。新年2018年は1月5日金曜日から営業をスタートする予定です。どちらさまも良いお年をお迎え下さい。




残念なことに今年も何人もの有名人が星になってしまいました。トム・ペティもそんなひとりですが、1980年代後半の名曲"Free Fallin"のライヴ映像をおひとつどうぞ。アクセル・ローズと共演しているこちらのライヴ。キレまくっている絶頂期のアクセルにトム・ペティが思いっきり喰われているところが見物です。当時VHSに録画したものを何度も観たことを思い出します。






Horol International

12/25/2017

Merry Christmas!!

今日は12月25日。クリスマスです。いろいろと欲しいものがあったのですが、今年もワタクシのところへサンタクロースは来てくれませんでした。今朝ワクワクしながら起きたのですが、清く美しい子供の心を無くしてしまった中年男はやっぱり相手にしてもらえないようです。。。

しかしまぁなんというか、早いもので2017年もホントに残りわずかになってきましたねぇ。毎度のことながら今年もめちゃくちゃ早かった。まさに光速です。毎日なにかと慌ただしいことを理由にすっかりこのブログも放置しまくってしまいました。修理関連など、いろいろ写真は山ほど撮りためてますし、ネタにしたい話題はたくさんあるものの、ついつい面倒になってしまってダメですねぇ。


さて、当店の2017年の営業は今週12月29日金曜日までとなります。ここ数年は毎週水曜日の定休日に加え、第2第4火曜日もお休みさせていただくようになり、明日12月26日は第4火曜日にあたるので、本来ならお休みなのですが、営業致します。大体第2第4火曜日はあちこち雑用でおつかいに出かけたり、修理関係の作業に集中したりするための日に充てています。以前よりも慢性疲労が年々酷くなってきているので、正直もう少し休みたい気分だったりしますが、とりあえず来年も同じパターンで参りますので、引き続きどうぞ宜しくお願いします。


年内の営業が終わりに近づくにつれて修理のご相談が一気に増えています。前々から修理に出そうと思っていたものの、なかなか時間が作れなかったりした方が多いようで、毎年この時期になると駆け込み的にご相談が増えるのです。ウチのような小さな店でも何かと頼りにして下さる方がいて、ご依頼はそれなりに数多くあります。どれもなかなかすぐに作業に取り掛かれないことが多い上、これから年末年始のお休みを頂戴するタイミングに入ることもあって普段よりも遅れることが予想されます。ご迷惑をおかけしますが、ご理解いただくようお願い致します。

前述の通り、当店は12月30日土曜日から1月4日木曜日まで年末年始のお休みを頂戴致しますが、12月29日金曜日までは基本的に通常通りです。どうぞ宜しくお願い申し上げます。




Hall & Oatesの”Jingle Bell Rock"です。オリジナルは1957年のBobby Helmsですが、先にこっちを聴いてしまったので、カヴァーだと知ったのはだいぶ経ってからでした。。。いずれにしてもゴキゲンな一曲ですねぇ。どちらさまも素敵なクリスマスをお過ごし下さい!






Horol International

1/16/2016

Goodbye Starman

デヴィッド・ボウイが星になってしまいました。新しいアルバムがリリースされたばかりなのに残念でなりません。長らく癌で闘病していたとのこと。とてもショックを受けました。

ちょうど前回ブログを更新する際に名曲「ジギー・スターダスト」が店内に流れていたのと新しく発売されたCDを買わなきゃなんて考えていたタイミングだったため何気なく話題にしたのですが、ブログを更新した直後にボウイのフェイスブックアカウントから投稿された以下のポストを見ました。


January 10 2016 - David Bowie died peacefully today surrounded by his family after a courageous 18 month battle with cancer. While many of you will share in this loss, we ask that you respect the family’s privacy during their time of grief.


わずか数分前に投稿されたその文章はすでに数多くシェアされていて、"died"という単語を見るや否や
急に動悸がしてきました。なにかの悪い冗談じゃないかと思ったくらいですが、それは本当のことでした。海外のミュージシャンがなくなったニュースを聞いても悲しい気分になることはこれまでそれほどなかったのに今回ばかりは違いました。なんという喪失感でしょう。ミュージシャンというよりはまさにアーティスト。そんな人だったと思います。

好きな曲はいろいろありますが、アルバムでいうとやっぱり高校生くらいの時に聴いて一番ハマった"Ziggy Stardust"でしょうか。発売当時はそれほど良い売り上げではなかったと聞きますが、必ずロックの歴史的名盤として挙げられる一枚で、実際捨て曲などいっさいない完璧なレコードではないでしょうか。


亡くなる二日前にリリースされた新譜のタイトルは「ブラックスター」。奇しくもロックのスーパースターが本当の星になってしまったワケです。ボウイ逝去のニュースが世界中を駆け巡ったその日は閉店後に渋谷のタワーレコードへ向かいました。手に入れた新作のCDを聴いてみると鬼気迫る実にダークな世界が描かれていましたが、これからじっくり時間をかけて聴きこんでみたいと思います。

日頃から店内で耳にすることの少なくないデヴィッド・ボウイの曲ですが、ウチの店では月曜日から途切れることなくずっと流れています。。。



David Bowie - Starman


 

亡くなったというよりは宇宙へ帰ったんじゃないかという気もします。あらゆるスタイルの音楽を生み出した変幻自在のロックスターはそもそも宇宙人だったのかも知れません。あらためて考えてみるとそんな気分にさせる曲のタイトルですねぇ。


David Bowie - Heroes



普段Youtubeでよく観ているワタクシ的お気に入り映像のひとつがこちら。クィーンのメンバーとフレディ・マーキュリーの追悼コンサートでの「ヒーローズ」です。かつてのバンドメンバーであるミック・ロンソンがギターを弾いているところもシビレます。ベタな名曲中の名曲ですが、いつ聴いても"We can be heroes just for one day"っていうフレーズがなんだかグッときます。







1/11/2016

Have A Great 2016!!

今さらですが、あけましておめでとうございます。本年も当店をご愛顧下さいますようお願い申し上げます。

この年末年始はのんびりダラダラと過ごして少し体重が増えてしまい、これぞ日本の正月といった感じで1月7日木曜日から新年の営業をスタートさせております。前回の投稿でもお伝えしたように2015年は驚きのスピードで過ぎ去っていったおかげで何も覚えていませんが、今年も引き続き当店なりの役割を果たしていきたいと思います。「無理をしない」がテーマです。

気づけば古時計を取り扱って20年を超え、我々を取り巻く環境はずいぶん変わってきました。良品を探すことがますます困難になり、同時に著しい価格の高騰が進んでいて以前はたいして注目されていなかったようなジャンルの時計すら結構な価格で取り引きされるようになっています。正直とても戸惑っていますが、これまで通り当店なりのスタイルで雰囲気の良い古時計を紹介してきたいと思います。

ところで、今日は成人の日ですが、またもや新成人がやらかしているようで、もはやこれもまたある種の風物詩ではないでしょうか。若者でもおっさんでも時には羽目を外したって良いと思いますが、やっぱり周りに迷惑をかけちゃマズイと思います。そんな当たり前のことをふと考える成人の日も静かに営業中です。。。


MOTT THE HOOPLE - All The Young Dudes



去年はCDを買おう買おうと思いつつ、まだ聴いていないアルバムがいくつもあったことを思い出しました。そういや最近デヴィッド・ボウイが自身の誕生日に新しいアルバムをリリースしましたねぇ。まだ入手していませんが、早いとこ聴かなきゃと思う今日この頃です。そんなボウイつながりでこんな一曲をどうぞ。







12/28/2015

2015年の終わりに

早いもので2015年も残りわずかになりました。毎年のように言ってますが、今年はなんせ早かった。本当にあっという間でした。

このところブログの更新をする気分になれず、気づいたらこの時期を迎えていました。おまけにこのブログだけでなく、店のサイトの更新も滞り気味の一年でした。常々感じていることなのですが、ひとりじゃ手に負えない仕事量でますます限界を感じているところでして、決して毎日遊んで暮らしているワケでもないのに今年はもう残りあと4日です。

なんとなくいつも修理関連の作業に明け暮れていたような気もしますし、そうでもないような気もします。持ち込み修理を優先させるあまり、いつまで経っても店頭に並べる商品のメンテナンスの作業に入れない状況を少しでも変えなければと思いつつも結局仕入れたきり金庫に入ったままの時計がただ増えていくというミョーな状態が相変わらず続いていたりして・・・まぁとにかく、ついこの間2015年になったばかりのはずなのにもう終わろうとしているワケです。

振り返ってみると今年起こったことで印象に残っていることが少なく、パッと思い浮かぶのはどちらかというと残念な出来事ばかり。それでもナンダカンダで有意義に過ごせました。去年もそうでしたが、今年も悲しい別れがあったけど、新たな出会いもあったし、なによりまた静かに新しい年を迎えることが出来そうなワケで、それだけでも本当に幸せだと思います。

特に話題にしませんでしたが、実は今年の10月で当店は22周年を迎えました。これといってアニバーサリーイベント的なことは何もせずにシレッと23年目に突入しただけで淡々と過ぎていきましたが、それでもこうやって無事に一年を終えることが出来るのは当店をご利用下さる皆さまのお陰なのだということを今シミジミ感じています。

この先25周年を迎えることが出来たら、その時こそ何か少しは特別なことをしてみたいなぁなんてことをふわっと考えたりもしますが、まずはその時までどうにかこの店を守らないとなりません。長年やっているわりにいつまで経っても要領が悪く、ご迷惑をおかけすることも多々ありますが、懲りずにご支援下さいますようお願い致します。

さて、当店の2015年の営業は明日12月29日(火曜日)の午後6時をもって終了させていただきます。しばらくお休み致しますが、少しリフレッシュして新年の営業をスタートさせたいと思います。当店のサイトでもアナウンスしているように2016年は1月7日(木曜日)の営業再開を予定しております。いつもより長めに休むことになり、何かとご迷惑をおかけしますが、どうぞ宜しくお願い致します。

では、どちらさまも良い新年をお迎え下さい!



Foo Fighters - Next Year








8/10/2015

真夏の目からウロコ

またしてもブログから遠ざかってしまいました。前回更新したのが5月末だったので、2ヶ月以上もほったらかしになっていたことになります。日々優先させなければならないことがそれなりにある上、正直このブログを更新する意欲が完全になくなっていました。書くべきネタがないわけではないのですが、どうにもこうにも気が向かなくて気づいたらこのありさまです。。。


そんなワケで、サボっていたくせに話題にしてみようかと思っていたことについて少々。。。時計の修理などの作業をする際には大抵机の上に敷いた専用のマットの上で行うのですが、そのマットの表面がだいぶ汚れて傷も目立つようになってきたので、ちょっと前に新しいものを新調してみたんです。

材料屋さんへ行った時に探していた部品などと一緒に買ってきたのがこちら。今まで使っていたものはかれこれ10年近くは使っていたのではないでしょうか。とにかくまぁ、やたらと汚らしくなってしまったのがなんとなく嫌で、ちょっと気分をスカッと変えたくなったんです。

以前から使っていたマットも淡いグリーンだったので、一見同じような雰囲気なのですが、実際は色が少し濃くなって質感もだいぶ変わりました。時計修理関連の工具類の世界ではおなじみ世界のベルジョン製で、価格は五千円ほどでした。正直「なんでこんなものがこんな値段するんだ?」ってな感じでちょっと高いなぁと思ったのですが、気分を変えたいって気持ちの方が強かったので、迷わず購入しました。


早速これまでのマットから新しいものに替えて作業を始めてみるとこれがまさに「目からウロコ」でした。色が変わっただけではなく、素材そのものが完全に別物になっていて、表面は柔らかくしっとりしている感じで、マットに小さなネジなどを落としてみると部品がほとんど跳ねないことに驚きました。今まで使っていたマットだとちょっと高いところから小さな部品を落としただけでも多少は跳ね上がっていたのですが、それが全然ないんです。

ピンセットの先をまめに整えて、慎重に作業していたとしても時には掴んだ部品を落としたり、飛ばしたりすることもあるワケで、そんな時には机の上のマットが重要な役割を果たします。いやぁ、ホント買って良かった。なんでも知らない間に改良を重ねてアップデートされているもんなんだなぁ...とミョーに感心した今日この頃です。

さて、当店のウェブサイト上ではすでにアナウンスしていますが、明日8月11日(火曜日)から16日(日曜日)までお休みさせていただきます。期間中は店舗でのすべての業務はもちろん、お電話やEメールでのお問い合わせにもお応え出来ません。メールで頂戴したお問い合わせ等については通常営業を再開する8月17日(月曜日)以降順にご返事差し上げます。何かとご迷惑をおかけしますが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。

Brian Wilson - Love And Mercy




ところで、最後にこんな曲はいかがでしょうか。夏だからってワケではありませんが、ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンのファースト・ソロアルバムの中の名曲がこちら。この曲を聴くといつも言葉では説明出来ない、楽しいような悲しいような...胸が締め付けられるような独特な気分にさせられます。心地よい潮風のような美しい旋律とハーモニーが素晴らしいとしか言いようがありません。この世に存在する最も美しいメロディのひとつかも知れません。そんな風に思っています。



公開中のこの映画も是非観てみたいですねぇ。ワタクシのお気に入り俳優のひとりジョン・キューザックが出演しているからってこともありますが、なにより波乱万丈の人生を歩んできた天才ブライアン・ウィルソンの実話が基になっているところに興味津々です。最近あまり映画を観ていなかったのですが、近々時間を作って行ってこようかと思っています。

さて、前述の通り明日からしばらくお休みさせていただきます。修理の作業が少し遅れ気味だったりするので、何日も休むのは本意ではありませんが、少しダラダラしようかと思います。17日の月曜日から営業再開しますので、どうぞよろしくお願いします!





5/31/2015

Apple Watch

すっかりサボり癖がついてしまいました。。。なんとなく気分が乗らなくて、3月末から完全に放置してしまい、ふと気づけば5月も終わりに近づいています。しかしまぁ何というか、すっかり初夏って感じですねぇ。

それにしても毎日結構な暑さです。この5月は夏日になる日数が過去最多だったそうで、いつも昼間からビールでも飲みたい気分に襲われるのを堪えながら過ごしています。修理の作業などもそこそこあるので、もちろんホントに飲むことはなく、真面目に日々それらに取り組んでいます。


今さらなのですが、時計屋のブログっぽいネタを少々。ちょっと前ニュースなんかでも話題になった"Apple Watch"を持っている方がたまたまウチの店にいらしたので、試しに触らせてもらいました。サイズが2種類ある他、いろいろな仕様の違いもあって結構バリエーション豊富みたいです。まぁ、単純に古時計の魅力を知っているから、こういう新しいモノはどうしてもそれほどピンとこないところがありますけど、やっぱり自分には必要ないモノだと思ってしまいます。

新しいモノ好きのアップルフリークはすぐ飛びつくと思いますけど、ワタクシは全然そういうタイプでもありませんし、なにより乱視や老眼がバシバシ酷くなっていて、フツーのスマートフォンですら、見るのがしんどくなっている状況なので、こんな小さなディスプレイをまともに見れるはずありません。ワタクシ的には腕時計なのに充電しなきゃいけないっていうところもなんとなく解せない。機械式の古い時計だって手巻きでゼンマイを巻き上げなきゃなりませんけど、やっぱり充電の手間を考えると便利なんだか、不便なんだかよく分からなくなってきます。

もちろんなかなか面白いとは思いますが、果たしてわざわざ買うかどうか...ということになるとやっぱり自分で買うことはないかなぁと思います。けど、結婚式の二次会のビンゴ大会の景品で当たったら、絶対喜ばれそうですよねぇ。いや、むしろアップルウォッチが当たったらめちゃくちゃ嬉しいと思います。間違いない。ふとそんなことを考える今日この頃です。。。

Paul McCartney - Something


ちょっと強引かも知れませんが、アップルといえば、アップルレコードですよねぇ。亡くなったスティーブ・ジョブズがビートルズの大ファンだったことはあまりにも有名です。ワタクシ、4月27日はいつもより早く閉店してポール・マッカートニーのライヴを観るために東京ドームへ行ってきました。ドームでのコンサートは十数年ぶりでして、今までの印象よりずいぶん音響が良くなっていて感激しましたが、それ以上にポール師匠が噂通り水も飲まずにひたすらシャウトし続けていたことに感動しました。

一ヶ月も経って今ごろ話題にするのもナンですが、いまだに
現役バリバリのロックンローラーなのだということをしっかり証明してくれましたねぇ。ちなみにワタクシ的にはジョージに捧げる"Something"を歌ったところが感動のピークでした。グッときてウルウルしてしまったのは言うまでもありません。シビれました。。。





12/28/2014

2014年の終わりに

本日をもって2014年の営業を終了致しました。しつこいようですが、本当にあっという間でした。今年は特別新たなチャレンジはありませんでしたが、当店なりに決断したこともあったので、なんとなく変化を感じる場面もいくつかありました。

振り返ってみると店の運営とは異なるプライベートな部分で新たな出会いがあったり、刺激をもらえるような出来事もあったり、これまで関心のなかった分野に注目するようになったりとそれなりに充実した一年だったように感じます。

一方でとても残念な、悲しい出来事もありましたが、ナンダカンダで良い一年だったと思いたいです。来る2015年も商売繁盛、家内安全、健康第一を目指していきたいと思います。新年は1月5日(月)から営業をスタートする予定です。引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。どちらさまも良いお年をお迎え下さい!




Bob Marley - Redemption Song

12/25/2014

Merry Christmas

早いもので、クリスマスイヴを通り越して25日のクリスマスを迎えてしまいました。そろそろ今年もホントに終わりに近づいています。前回このブログで小型クリスマスツリーを出して飾ろうなんてことを書きましたが、その後うっかり忘れてふと思い出した時には面倒になり、結局普段通りの12月になってしまいました。。。





それはそうと、12月は急に風邪をひいて絶不調になるというパターンが毎年恒例のようになっていましたが、今年はどうにか健康を維持しながら乗り越えられそうです。あとわずかとなった2014年の営業ですが、いつも通り粛々と営業します。どちらさまも素敵なクリスマスをお過ごし下さい!




ワタクシ的クリスマスソングのトップ10に入る名曲のひとつがこちら。カッコいいロック姉さんクリッシー・ハインドの力強くも優しい歌声がナイスな一曲。12月になると必ず聴きたくなる歌のひとつです。この曲が収録されているアルバム"Learning To Crawl"は捨て曲ナシの完璧な一枚だと思います。




11/30/2014

The End Of November

早い!早すぎるのにもホドがある!今日で11月も終わりだということにふと気づいて、閉店後の今慌てて何か書こうとPCに向かっているところです。思えば、今月はブログを一度も更新しませんでした。いろいろ書きたいネタはあるものの、またしても放置。容赦なく時間は過ぎ去って行くってワケです。

しょっちゅう書いているような気がしますが、毎日そこそこ忙しくてサイトに新入荷商品を掲載するのだってまともに出来ていません。決して遊んでいるワケじゃないのですが、やろうと思っていることが思い通りに出来ません。まったく困ったものです。



そういや、とっくにハロウィンも終わって世間じゃもうすでにクリスマスモードですねぇ。代官山アドレスの広場もきれいなイルミネーションで飾られていましたし、今年は中目黒の目黒川沿いも桜の木に無数のLEDで派手に飾っているそうで、すでに名所になっているとか。ウチの店もちょっとはクリスマス気分を演出しましょうかねぇ。忘れなければ今週あたり、いつもの小さなツリーを出して店内に飾ろうかと思います。

ところで、前回このブログで修理品の依頼が増えつつあるというようなことを書きましたが、実際そんな雰囲気になってきています。今お預かりしても年内にお返し出来るかどうかはかなりビミョーな感じです。恐らく年越しになるパターンが多くなりそうです。修理のご相談をいただく時にはそんなこともご説明してからお受けしていますが、中にはひとりで何本かまとめて持ち込む方もいらっしゃいますし、そんなこんなで結果的に意外と忙しい毎日を過ごしています。

修理のご依頼でお預かりした時計は順番に作業を進めるのですが、店頭に並べる予定の商品のメンテナンスだとか、ご注文いただいてからオーバーホールの作業を行う場合なんかもあるので、合間合間でそういった作業も行います。出来るだけ段取り良くすべてスムースに行くように心がけていますが、実際はなかなかそうも行きません。好んでひとりで店をやっているものの、正直「猫の手も借りたい」という言葉の持つ本当の意味がよ~く分かるようになった今日この頃です。しかしまぁ、明日から師走ですか。今年もいよいよ大詰めですねぇ。転ばないように突っ走ります。




フレディ・マーキュリーが亡くなったのが11月だったということを思い出して、数あるクィーンの曲の中からなんとなく今の気分でこれをチョイス。メンバー全員の女装もビックリですけど、間奏のあたりの意味不明な演出に度肝を抜かれたのが忘れられません。久々に観ましたけど、やっぱりキテレツです。。。




10/19/2014

秋の夜長の分解掃除

すっかり日が暮れるのが早くなりました。普段はたいして忙しくない当店ですが、土曜日や日曜日は平日と比べると修理関連のご相談など、ナンダカンダで来客が多かったりします。ちょうど気候も良い上、今日も晴天に恵まれたせいか、日中はわりとお客様が続きましたが、薄暗くなってきてからはやけに静かな代官山です。そんなワケでじっと机に向かってます。

暑さで汗や湿気を気にする必要のない季節に入ったおかげで、気兼ねなく古時計を着けることが出来るという点ではちょうどこれからがシーズンって感じかも知れません。そのせいか、近頃また修理のご依頼が増えてきています。

そんなこんなで、年末に向かって修理関係はなんとなく少しずつ忙しくなりそうな気配を感じる今日この頃ですが、実際ご依頼いただいた時計が徐々に溜まり始めています。オーバーホールについては順番に作業を進めますが、それなりの期間お預かりすることになりますので、あらかじめご了解下さい。




こんな秋の夜長はベタにビートルズが聴きたくなりました。モノクロの映像が時代を感じさせますが、曲そのものは全然色褪せません。この当時のビートルズは完全なモッズスタイル。ちょうど50年経った今見てもカッコいいですねぇ。

それにしてもリンゴは左手首に腕時計を着けているようですが、ドラムの演奏の際は外した方が絶対イイですよねぇ。フツーにスネアを叩いている様子を見ると「時計は外してポケットにでも入れておいてよ~」なんて思ってしまいます。「耐震機構が備わっていればまだマシだけど・・・」なんて、イチイチそういうところを気にしてしまうあたり、ワタクシやっぱり時計屋なんでしょうねぇ。。。






6/28/2014

Thank U

引き続き盛り上がっているFIFAワールドカップですが、日本代表チームはコロンビアに負けてしまい、一次リーグ敗退。残念ですけど、まぁこればっかりはしょーがない。みなさん帰国し、監督の退任だとか、新監督がどうなるのかとか、すでにそんな話題になっていますが、選手だけでなく、大勢の人が関わっているでしょうから、そんなに落ち込まないで皆さん全員にちょっと羽を伸ばしてもらいたいですねぇ。

それにしても早朝5時の試合開始に合わせて起きるのはちょっとキツかった。一旦寝るとちょっとやそっとじゃ目覚めないタイプなので、あえて布団では寝ずにソファで仮眠するノリで就寝しました。試合開始の5時キッカリにセットしたアラームで飛び起きて、すぐさまテレビのスイッチをオン!ボーっとしながら画面を見つめていましたが、前半にコロンビアに点を入れられた時点でヤバいと思い、一気に目が覚めました。前半の終了ギリギリで岡崎がゴールを決めた瞬間、「こりゃイケるぞ!」なんて思いました。けど、後半が進むにつれてそれまでの日本チームの勢いがなくなり、あっという間にポンポン点を入れられてしまい、完全に意気消沈。


もうちょっと勝ってくれることを想像していたので、がっかりはしましたが、ワタクシ的には一瞬でもあんなコーフンを味わえたので、それでオッケーです。なんだか4年前も同じようなことをここで書いたような気もしますが、とにかくお疲れさまって言いたい気分です。





日本代表チームへ感謝の気持ちを込めてこんな一曲。あらゆる出来事や物事に感謝する、そんなイメージの歌詞でしょうか。見えそうで見えない裸族フィーリングのアラニスの姿を見ていると何か罰ゲームでもやらされているのかも...なんて考えて、うっかり笑ってしまいそうになるビデオですが、とってもイイ歌です。90年代の名曲のひとつだと思います。






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5/22/2014

Oh! Paul

さすがにご存じの方も多いことでしょう。ニュースなんかでも話題になっているようにポール・マッカートニーの日本、および韓国で予定されていたコンサートはすべてキャンセルとなりました。

はっきりしたことは不明ですが、体調不良とのことで、今日になって都内の病院に入院しているとか、手術したなんて話も出てきています。なんてことでしょう。

こんなことになってしまうと、ますます去年秋の来日の際に行くべきだったなんてことを考えてしまいます。17日土曜日の公演が振替になると発表されて、さすがに不安もありましたが、まさかここまでの事態になるとは想像していませんでした。日曜日は開場の時間になっても入場出来ず、かなりギリギリになってからの発表だったため、至る所から大きなため息が聞こえてきそうでしたねぇ。国立競技場の公演は週末ということもあり、遠方から泊まりで観に来ていた人も多かったようなので、そういった方々のことを考えるとホントに気の毒です。


18日の日曜日は早めに閉店するとここでも書きましたが、15時くらいからチェックしていたツイッターで中止だということが判明したため、結局店から国立競技場へは向かいませんでした。当初、万一の際にはそのまま営業を続けるつもりでしたが、正直仕事する気分になれませんでしたし、元々早く閉店することをアナウンスしていましたので、結局閉店させていただきました。


急遽三社祭で盛り上がっている浅草へ向かい、一緒に観に行く予定だった友人と合流し、その他数名を呼び出し、ホッピー通りで一杯やることにしました。その流れでちょっとだけ宮入りを見物したり、さらに数軒ハシゴしたりして、最終的には結構な時間まで飲んでしまいました。


ライヴは楽しめませんでしたが、違う意味で有意義に過ごせました。とにかく、ポール師匠の健康あってのライヴですから、なんとしても元気になっていただいて再度来日して欲しいものです。もうこうなってくると、ガゼン観たくなってきました。絶対再度来日していただきます!





ビートルズのお気に入りの曲「オー!ダーリン」ですが、今は「オー!ポール」って気分です。とにかく、どうぞお大事に。。。






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5/17/2014

Sir Paul McCartney

いきなりですが、明日5月18日(日曜日)は午後4時で閉店させていただきます。普段なら、日曜日のこんな時間にお店を閉めることはありませんが、明日だけは特別です。

直前になってからのお知らせで大変申し訳ありませんが、急遽国立競技場で行われるポール・マッカートニーのライヴへ行けることになったため、明日は早めに閉店させていただきます。

昨年の東京ドーム公演に行かなかったことを激しく後悔していたところに今回の再来日決定のニュース。会場は国立競技場。相当なキャパなので、余裕で行けるだろうと思っていましたが、チケットの一般発売の際に購入出来なくてほぼ諦めていました。ところが、直前になって幸運にも別の方法で急遽チケットが入手出来ました。

ちょっと前に来日したローリング・ストーンズのライヴも以前観に行ったことがあるからとか、チケット代が高いからとか、店を早く閉めなければならないから、などとしょーもない理由をつけて行きませんでしたが、正直行けば良かったと悔やんでいました。


ポール・マッカートニーがポピュラー音楽の世界で築いた功績についてはわざわざここで言うようなことじゃありませんが、言ってみればそれこそまさにレジェンド。もしくは世界の宝ではないでしょうか。コンポーザーとしての才能はジョン・レノンの比じゃありませんし、ワタクシ的にはポップな曲でのポールより、激しくシャウトしている曲での歌声が結構好きでして、音楽家として革命的だったことよりも、なにより単純にロックンローラーとして非常に素晴らしい声の持ち主で、そこが一番の魅力なんじゃないかとすら思っています。

謎のポーズでおどけるポール師匠のレアな革ジャン姿

これまで二度目の来日以降、何度か日本でコンサートをやっていますが、自分の中で「今さらジロー」・・・いや、「今さらポール」っていう気分がどこかにあり、毎回なんとなくその気になれませんでした。でも、やっぱりせっかくの機会だし、一生に一度くらいは行っておくべきなんじゃないかという思いもありましたし、さらに昨年の公演の評判がやたらと良かったせいもあり、ずっと思いっきり後悔していました。

なんといってもガラスの十代だった頃、夢中になった時期があったことは紛れもない事実ですし、生でポールの歌声を聴けるってことがめったにはないチャンスなのは間違いありませんからねぇ。今度ばかりは悔しい思いをしたくありませんでした。


通常よりもだいぶ早く閉店しなければならないことに関しては本意ではありませんが、今日ご来店下さってこのことをお話したあるお客さまには「週に二日休みがあるワケじゃないんだし、たまには全然イイんじゃない」と言っていただきました。店の運営とはまったく関係ないことなので、なんとなく後ろめたいような気分もありましたが、そんな風に言っていただいたおかげでちょっと気が楽になりました。とにかく、こんな理由で店を早仕舞いすることでご迷惑をおかけするかも知れませんが、たまのことなのでワタクシの我儘をどうかお許し下さい。

と、ここまでこのブログを書いて、なんと今日5月17日の公演がポールの体調不良で中止するとの情報が入ってきました!19日の月曜日に振り替えることになるそうですが、ちょっとマズイですねぇ。すっかりその気になってテンションが上がってきたところなのに明日もやらないとなったら、どうなるのでしょうか。ちょっと心配です。。。

いずれにしても、明日は16時で閉店させていただきます。そして、ポール師匠に会いに国立競技場へ行ってきます!






シャウトしているポールの歌声が抜群にイカしているビートルズの一曲。"Why Don't We Do It in the Road?"というフレーズがナイスです。あっという間に終わってしまうわりに結構な破壊力を持った曲ではないでしょうか。ジョン・レノンが歌いそうな曲なのですが、ポールが歌っているところが好きなんです。






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3/02/2014

五輪のブルース

結構な盛り上がりを見せたソチオリンピックもすっかり終わってしまいましたねぇ。そんなにハマって観ていたワケでもありませんが、ナンダカンダでドラマチックだし、やっぱり面白いもんです。

なんといっても世間的には真央ちゃんでしょうけど、ワタクシ的にはスノーボードのハーフパイプでメダルを取った10代のふたりがなんだか良かったですねぇ。男子フィギュアで日本初の金メダルを獲得した羽生くんのやたらとしっかりした話しっぷりに比べ、フツー過ぎるほどフツーな若者らしいトークにヤラれてしまいました。なんというか、かえって好感が持てました。女子スノーボードで銀を獲った竹内選手のストイックさにも参りました。
「レジェンド」なんて呼ばれているジャンプの葛西選手も良かったですねぇ。団体で勝った後の涙にはグッときました。「さすがレジェンドだぁ~」なんて思いつつ、よくよく考えると年下だったりして、一方ワタクシは完全にレジェンド感ゼロです。。。

そんな今回のオリンピックもいろいろな名場面がありましたが、興味深かったのは女子のアルペンスキーでふたりが金メダルを獲得したことでしょうか。マゼとギザンのふたりの選手が同タイムだったのはホントに驚きでした。まさかの100分の1秒での同着はオリンピック史上初だそうで、どこか溜息交じりの「へぇ~~~」って言葉が世界中から聞こえてきそうでしたねぇ。ソチでもオメガが公式計時を行っていましたが、ハイテクな計測機器を使って正確なタイム測定を行っているのにもかかわらず、前述のような結果が出たことはものすごく低い確率でしょうし、そういうことが起こる奇跡もスポーツの世界の面白さなんだということをあらためて思いました。

驚いたことといえば、男子のフィギュアスケートで金を獲った羽生くんのショートプログラムでの点数もてっきり100点満点なんじゃないかっていう思い込みがあったので、ビックリしちゃいましたねぇ。
そういえば、最高得点を叩き出した時に使われていたゲイリー・ムーアの「パリの散歩道」という曲がに急激に注目され、レコード会社によるとCDの生産が追い付かない状態だとのことで、思わぬヒットに嬉しい悲鳴を上げているなんて話題がテレビで取り上げられていました。




ゲイリー・ムーアといえば、ワタクシ的にはかつて若かりし頃にバンドを組んでギターに取り組んでいた頃、誰かに「ゲイリー・ムーアのギターの音に似ているね」なんてことを言われて気を良くしたことがあったのを真っ先に思い出します。当時はまともに聴いたこともなければ、意識したこともなかったのですが、どことなく頑固一徹で硬派なイメージのゲイリー・ムーアを引き合いに出されて自分のギターの演奏を褒められたことが素直にうれしかったってワケです。

そんなゲイリー・ムーアさん、数年前に急死してしまい、帰らぬ人になってしまいました。正直熱心に聴いたことはありませんが、一番印象に残っている曲といえば、この"Still Got The Blues"でしょうか。それまでのハードロック路線からブルージーな渋い路線へ方向転換した時の作品で、確か最近はクラプトンもカヴァーしていたと思いますが、
まさに泣きのギターが炸裂しています。あんまりフィギュアスケートには向かないかも知れませんけど、こちらもおススメのシビれる一曲です。





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11/09/2013

Wish You Were Here

11月に入って、めっきり寒くなってきました。ついこの前まで結構な暑さでしたが、すっかり秋を通り越して冬って感じでしょうか。今日は思わず暖房をつけてしまいました。当店は日当たりが悪く、これといって寒さに強い作りにはなっていないので、これからの季節のことを考えると正直ちょっと気が滅入ってきます。年々寒さが堪えるようになっていて、ホントに困ります。

ところで、この写真の人物はご存じでしょうか?イギリスのロックバンド「ピンク・フロイド」のオリジナルメンバーでベーシストのロジャー・ウォーターズという人です。ピンク・フロイドといえば、いわゆるプログレッシヴ・ロックの代表的なグループのひとつだったりしますが、ワタクシ自身はそれほど好きなジャンルでもなく、昔からちゃんと聴きこんだこともなく、どちらかというとピンと来なくて、なんとなく苦手なイメージすらありました。

さて、写真のロジャー・ウォーターズさんの左手首に着けられた腕時計を見ていただきたいのですが、どう見てもブレスレットが長くて手首の太さにマッチしていないように見えませんか?時計を買った時にお店でブレスレットの長さ調整をしてもらえなかったのか、ユルめに着ける感じが好きなのか、はたまた急に痩せてしまったのか。その辺は分かりませんが、この状態で時計を着けるってことにワタクシはモーレツな違和感を感じてしまいました。

この写真は2005年に行われたチャリティイベントの「ライヴ8」での演奏中のひとコマだと思われます。当時、日本でも衛星放送でオンエアされたのですが、録画したものを観ていたら、とにかくこの人のブラブラと動く腕時計が気になって仕方ありませんでした。あんなもんが左手首にあったんじゃ、演奏に支障が出るような気さえしますが、ご本人は全然気にならなかったのでしょうかねぇ。

前述のようにそれまで特別好きでも何でもないバンドのひとつでしたが、その時のライヴの演奏の完成度があまりにも見事だったので、すっかり興味が湧いてきてしまい、その後は遡っていろいろ聴いたりするようになりました。今でも大ファンって感じでもありませんが、たまに当店の店内でもピンク・フロイドの曲が流れてくることもあります。

しかし、ブレスレットのこのユルユルの状態が気に入っていたのでしょうか。それとも、通販で買ったもんだから、まったく調節しないまんまでフル駒状態だったのでしょうか・・・いずれにしてもナゾです。ロジャーさん、今度ウチの店に持って来てくれたら、そのブレス調整タダでやりますよ!?



"LIVE 8"の時のピンク・フロイドの演奏がフルで観られるようなので、良かったらチェックしてみて下さい。ベースのロジャー・ウォーターズさんの左手首のブラブラしている腕時計にご注目を!




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10/31/2013

Walk on the Wild Side

早いもので、今日で10月も終わりです。ホントにいつも同じようなことばかり書いていますが、今月もあっという間でした。ヒマなようで、実は何かと忙しい毎日を過ごしていると時間の経過はただただ光の速さのようにすら感じます。

ところで、ちょっと前にウチの店のサイトにアップしたブローバの角型時計はご覧いただきましたでしょうか。いわゆる「角金」ってやつです。ケースはメッキだし、特別珍しいものではありませんが、あえて話題にしたいと思います。

一般的にはまったく有り難く思われないジャンルの時計ですが、あまり値段に反映されないっていうだけでこういうモデルも実際はこの世にひとつしかないモノホンのアンティークウォッチであることに変わりありません。ある意味では100万円、200万円する高額なモデルとまったく一緒なのです。特に角型の時計はケースがデリケートなので、汗や湿気、埃などの影響を受けやすく、状態の良好なものが極端に限られます。なので、オリジナル性が保たれたものは今や結構貴重だと言えます。

アメリカの製品はなんでも大雑把だとか、そもそも作りが悪いなど、良いイメージを持っていない人も多いかも知れません。料理は大味だとか、衣料品なんかも縫製が悪いとか、人はみんなテキトーだとか、そんな印象もなくはありません。実際ワタクシもちょっとそんな風に捉えています。しかしながら、時計製造についてはその辺がちょっと違います。

その昔、アメリカでは大陸のスケールの大きさゆえに鉄道の発展が国の発展にとっても大変重要でしたが、その影には米国生まれの時計メーカーの力も大きかったと言われています。ポケットウォッチの世界ではおなじみの鉄道時計。アメリカの時計産業の発展と鉄道の歴史は切っても切れないものだったワケです。大きな発展を遂げた鉄道と時計の世界。アメリカならではの歴史的背景があり、スイスとは異なる方法論で成長しました。

合理的に量産し、さらにメンテナンスしやすい作りになっている点だけでなく、見た目的にムーヴメントの仕上げもさほど凝っていないせいもあってか、今日の古時計の市場では評価に繋がっていないようですが、一方でとても工夫されている部分もあります。この画像のモデルをはじめ、古いブローバは石数を増やし、受石(蓋石)を設けることでオイルがより長く良い状態を保てるように考えられています。

これはアメリカの時計メーカーでは最も評価されているハミルトンでも見られないブローバならではの特徴で、本来であればそこはもっと注目されても良いのではないかと思います。前述のように角型ケースは外部からの様々な影響を受けやすく、オイルが劣化したりしやすいというマイナス面もありますが、それを補うために工夫されているワケです。15石程度のベーシックなものでも十分なのですが、他社との差別化を図るためにこのような仕様のムーヴメントを多く手がけていたのではないででしょうか。どちらかというと普及品かも知れませんが、そんなモデルでもこういった仕様にしていたところに当時のブローバの心意気を感じます。

のちにスイスはもちろん、日本製の時計でも石数の多さで高級品であることをアピールするようになったりしますが、手巻き式にもかかわらず、まったく意味のない歯車に何個もルビーを埋め込んだ
30石なんてモデルなんかも登場します。正直馬鹿げているとしか思えませんが、それもかつての流行だったと思えば、それはそれで面白いと思えるものの、やはり利益を生むことだけが優先されるようになった結果なのだという気がしてなりません。

いずれにしても、こういうブローバなんかはそれほど高額じゃありませんので、あまり気にせずガンガン使うのもアリなんじゃないか、などと考えたりもします。もちろん完全な非防水なので、直接水に濡らさないように注意すべきですが、あえてワイルドに使うのも悪くないかも知れませんねぇ。汗や湿気、強い衝撃に注意さえすれば、全然フツーに使えますから、こういうタイプの時計こそもっと気軽に使って欲しいものです。ふと、そんなことを思う10月最後の今日です。




そういえば、ルー・リードが亡くなったそうですねぇ。アメリカのロックミュージシャンの中では独特の存在でした。1980年代に日本のミュージシャンも出演するフェスが神宮球場で開催されて、その模様がテレビで放送されましたが、当時その映像を観たワタクシにはこの人の良さはまったく理解出来ませんでした。"The Velvet Underground"での活躍も忘れてはいけませんが、やっぱりこの曲でしょうか。「ワイルド・サイドを歩け」っていう邦題もイカしてます。囁くような歌声、詩の世界観。ヒップホップなんかでサンプリングされたりしているのも頷ける不思議なグルーヴ感のある曲です。



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10/06/2013

Sweet Watch Illinois

あっという間に9月も終わり、10月になってしまいました。半沢直樹もあまちゃんも終わってしまいましたが、どちらもドハマりしていたワタクシはすっかりさびしい毎日を過ごしています。さて、今年もあと3か月。毎年のことですが、時間の経過の速さについていけません。ここ数年やたらと風邪をひくようになってしまい、しょっちゅう具合が悪くなっていますが、正直そんな自分の免疫力の低下に辟易しています。どっちつかずの気候が続くこの時期は注意しないとすぐやらかすことになりそうなので、気を引き締めたいと思います。

ところで、前回ここでネタにした「マッピン&ウェッブ」の時計を店頭でご覧になる方が何人かいらしたのですが、ふと「これと似たような雰囲気の角型のイリノイがあったような。。。」と思い出しました。そこで、当店のバックヤードにある巨大金庫の中を一日がかりで捜索してみるとやっぱり見つかりました。それがこのレクタングル。大体1920年代後半のものです。

この"ILLINOIS"という時計メーカー。全然聞き覚えがないなんて方もいるかも知れませんが、由緒あるアメリカのメーカーでして、鉄道時計の世界では超メジャーな名品も多数あるので、懐中時計がお好きな方々にとってはお馴染みだったりします。そんなこの「イリノイ」というブランドですが、腕時計の数はそれほど多くありません。というのも腕時計がポピュラーになってきて、ある意味で全盛期を迎える1940年代にはとっくに消滅してしまっています。

いわば星くず系時計メーカーなのですが、ワタクシの記憶が正しければ、あのハミルトンに吸収され、確か1933年にはブランド名も完全になくなってしまったはずです。ハミルトンがのちにベンチュラなどに搭載されることになる「エレクトリック500」といった革新的なムーヴメントの開発まで行うようになり、米国で最大の時計ブランドとしての地位を確立した背景にはイリノイと合併したことで高い技術力を得ることが出来たという経緯がそもそも大きく関係しているなんてことも言われたりします。まぁ、その辺りの詳しい部分は実際にはよく分かりませんけど、とっくの昔になくなっているなんていうブランドほど魅力があるような気がします。いずれにしても実にロマンチックじゃないでしょうか。ちなみに前出の「星くず系時計メーカー」とはすでに存在していないメーカーを夜空に輝く名もない無数の星に例え、ワタクシが勝手にそう命名しました。


この写真のイリノイはホワイトゴールド張りのケースにラウンド型の手巻きムーヴメントを搭載したモノでして、外観上の最大の特徴は通常6時の位置にレイアウトされるスモールセコンドが9時の位置にあることでしょうか。これはポケットウォッチの時代からの名残だったりします。別に機能上どうってことはありませんが、デザイン的に他ではあまり見ない仕様なので、ちょっと魅力的じゃないでしょうか。内部に目を向けると結構きれいな仕上げが施されていて、見た目もなかなかのもんです。このムーヴメントはブリッジ全体がストライプ仕上げになっているので、ちょっとスイス製っぽい雰囲気ではありますが、どことなく趣が異なります。他にも驚くほど複雑な模様が描かれているムーヴメントもあって、イリノイの時計は中身もユニークなのです。

もうずいぶんと前になりますが、当店ではこのイリノイを積極的に取り扱っていた時期がありました。とても興味深い時計なのですが、知名度、人気はあまりありません。現存数が少ないことや大変個性的なところに注目して、一時期は結構な数を収集していました。ところが、結局のところ世間的に人気がありませんので、それほど売れませんでした。でも、入手しづらいし、まともなコンディションのモノはどんどんなくなっていきますから、
販売するのはもったいないと思うようになり、それに「どうせ売れないだろうし。。。」とその後はそれらの一部を保存することにしました。そして、そのひとつがこの角型だったりするワケです。

一般的な評価からはちょっと外れるけど、魅力的なイイ感じの古時計を紹介したいとは思いつつ、誰にも分かってもらえないようなモノばかり並べていても商売になりません。元々売れ線の時計ばかり扱う店ではありませんが、適度に人気あるモデルも扱いつつ、ちょっとマイナーでもシブい良品も並んでいる。そんなバランスを取りつつ、当店なりの絶妙なサジ加減でイイ雰囲気の時計を集めるように心がけているつもりです。とはいえ、なかなか難しいもんですねぇ。多少でもニーズがあるようなら、またイリノイの時計を仕入れてみようかなんて思ったりする今日この頃ですが、なんせ結構古いモノなので、オリジナル性はあまり期待出来ないかも知れませんねぇ。今後はちょっと意識してみるかも知れません。。。





イリノイといえば、もちろんアメリカの州のひとつですよねぇ。そして、イリノイ州といえば、最大の都市シカゴ。以前はシカゴへも仕入れの旅で行ったりしたものです。最後にシカゴにちなんだ曲をおひとついかがでしょうか。伝説のミュージシャン、ロバート・ジョンソンがオリジナル。映画「ブルースブラザーズ」の後半のコンサートのシーンから"Sweet Home Chicago"をどうぞ。ミュージカル的手法で音楽と笑いが完璧に融合した名作だと思います。ダン・エイクロイド扮するエルウッドの動きがたまりませんねぇ。「ゴールデン洋画劇場」でせんだみつおと小野ヤスシの吹き替え版を観たのが最初ですが、いまだにワタクシ的オールタイムベストムービーのひとつです。。。




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8/06/2013

VINTAGE LIFE

しばらく少し涼しげな毎日が続いていましたが、いい加減「真夏!」って感じになってきましたねぇ。毎晩なかなかの寝苦しさです。夜が明けてくるとセミが元気よく騒ぎ出すので、ホントにたまりません。おかげで最近毎日ちょっと寝不足気味です。。。

ところで、"VINTAGE LIFE"という雑誌はご存じでしょうか?6月29日発売なので、もう結構経っていますし、今さらといった感じもしますが、その中で当店が取り上げられていますので、そのことについて少々。。。

以前は時計の専門誌に取材してもらうような機会もそこそこありましたが、この何年もそんなことはすっかりなくなってしまいました。ちょっとさびしい状況が続いていましたが、久々にとても良い形で紹介していただけました。

当店のウェブサイト上でもお伝えしていますが、この本の中でもウチの店の姿勢というか、哲学(ちょっと大げさですかねぇ)のようなものが表現されているんじゃないかと感じています。いずれにしましてもワタクシの頭の中にあることが反映された記事をイイ感じで書いてもらえたと思います。有り難い限りですねぇ。

時計だけではありませんが、"VINTAGE"という括りで様々なジャンルのモノが紹介されています。バイク、自動車、カメラ、自転車、オーディオなど。。。海外で取材した情報が多く、スーパーカー世代のワタクシにはなにかとシビれる写真も多く掲載されており、今まで見た事ないようなクルマなんかがたくさん載っていて、見応え十分な一冊です。やっぱり、ランボルギーニ・ミウラはたまりません。

そうそう、この本にはワタクシ自身の写真も載っています。久々にアホ面をさらしてしまいました。ちょうど自分の中でヨコワケが流行っていた時だったので、七三スタイルで写っています。そんなワケで今本屋さんへ行くと並んでいると思いますので、是非チェックよろしくお願いします。




最後にクラッシュの"Rock the Casbah"をどうぞ。最近はどうか知りませんが、この曲かつてはバーやクラブなんかでは間違いなくテッパンでした。このPVが砂漠で撮影されているせいもあってやたらと暑そうなので、ワタクシ的に夏のイメージがする曲のひとつなんです。パンクバンドらしからぬ音楽性の深さが感じられるグルーヴィーな一曲。いつだってこのイントロをちょっと聴いただけで即テンションが上がります。。。





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